法人内では毎月1回以上、研修会が開かれています。その中には、介護保険上定められた研修もあります。
今月のテーマは『人権擁護研修』
利用者様が認知症の進行などにより判断や意思表示が難しくなったとしても、支援者である職員が、権利や尊厳を守る視点に立って支援することが求められます。
今回の研修では、「身体拘束廃止に向けて」「不適切ケア」についても考えました。
グループワークでは「不適切ケア」についてディスカッション。
みんな、不適切ケアがよくないこと、実際にこうすればいい、ということは頭ではわかっている。
でも、実際時間に追われたり、危ないことが同時に起こったり、気持ちに余裕がなかったり・・・
みんなで、「この時はきっとこんな気持ちだったんだろうね」「実際こんなことあるよね」
「こうすればよかったのでは?」と話し合いました。
こうした話し合いを重ねることで、不測の事態が起こったとしても、ちょっと冷静になれたり、「こうしてみよう」って思い出せたりするのではないでしょうか。