相談員《やってみなければわからない》

私の担当している利用者様に退所支援をした話。

①Aさん

ご自宅へ帰ってもリハビリの継続が必要と考え、デイケアの利用をお勧めしました。ご本人様と一緒に『ゆめの里通所リハビリテーション』の見学へ。

定員90名の大所帯に、「私、無理・・・」と。あまりの人数の多さに困惑…

でもどうしよう… お風呂も家では心配だし、ご家族の負担を考えると、通所サービスは利用してもらいたい。

そこで、今度は定員20名の『デイサービスみらい』を見学。こじんまりとした雰囲気に、「行ってみようか」ということに。

先日、退所ご訪問でご本人様のご自宅へ伺い、ご様子をお尋ねしました。すると、「あそこ(みらい)は楽しいんよ~。あれこれ誘ってくれるんよ。ゲームしたりなぁ。楽しいんよ」と興奮気味に話してくださいました。

②Bさん

ご家庭の事情により、緊急入所となったBさん。通所サービスの利用すらしたことがなく、いきなりの環境変化に少し混乱してしまいました。

ご自宅に帰るとなり、通所サービスの調整。私は小規模の『デイサービスみらい』がいいのではないかと考えました。でも送迎体制や入浴設備の問題で、ゆめの里デイケアがいいのではないかということになりました。

先日、ご様子を見にデイケアへ。すると、字のごとく『談笑』するご本人様。手をたたいて笑いながらおしゃべりしたり、職員と一緒に作品作りするお姿をお見かけしました。

「自分の感覚ってあてにならないなぁ…」と思ったり、「やってみなければわからないもんだな」と思ったり。結果、楽しくサービスをご利用いただけて結果オーライ!!お元気そうなお姿に安心しました。