ハイブリッド介護指導

在宅へ帰られるご利用者様の介護に不安を感じるご家族様の為に、介護技術を身に付けていただけるよう介護指導を行っております。

施設内で直接ご家族様にご本人様の介護をしていただき、必要物品の準備や介護技術などをアドバイスさせていただくのですが、コロナ禍により施設内で実施が出来ない状況が続いておりました。

 

この4月に在宅へ4ヶ月ぶりに帰れられるO様には左半身麻痺があります。

介護は未経験の長女様がこの度の在宅復帰では主介護者となり、介護指導が必要となりました。

感染者数も落ち着いている今がチャンスと、医師の許可を得て、数年ぶりの施設内での介護指導を実施することに。

チャンスは2回。

ベッドから車椅子への移乗、更衣、おむつ交換。

情報量も多いため、まずは介護職員がご本人様を介護している様子を動画にて撮影(おむつ交換以外)。

事前に動画をお渡しし(LINEを使用)、施設内での介護指導は移乗・おむつ交換をメインに行いました。

(ご本人様・ご家族様より撮影許可を得ています)

動画と実地と両方で不足部分を補いながら不安を解消する事が出来たかなと思います。

今後も、感染対策が必要な状況が続き、面会やカンファレンスなど状況に応じて対応していく事になると思いますが、ご利用者様・ご家族様にとって最適解を模索しつつ対応していきたいと思います。